
米国Altera社は,従来品と比べて消費電力を約半分の0.5W以下(12万個のLE時)に抑えたFPGA「Cyclone IIIファミリ」を発売した.チップ面積当たりのLE(ロジック・エレメント)数を約1.7倍に増やしたという.ソフトウェア無線(SDR:software defined radio)などの無線処理やディスプレイなどの画像・映像信号処理に利用できる.
本FPGAは,65nmプロセスを用いて製造する.消費電力やコストの面についてはASICの置き換えを,消費電力や乗算性能の面についてはDSPの置き換えを考慮して設計されているという.
最大12万個のLEと最大288個の18ビット×18ビットの乗算器,最大3.9Mビットの内蔵メモリ,2個または4個のPLLを備える.最大ユーザI/Oピン数は531本.最高動作周波数は166MHz.外部メモリ・インターフェースを備えており,200MHz動作のDDR2 SDRAMを接続できる.
LE数が25,000のEP3C25を搭載した評価ボード「Cyclone III FPGAスタータ開発キット」を用意する.また,開発ツールとして,「Quartus IIデザイン・ソフトウェア・バージョン7.0」を提供する.本ツールには,有償版と,Web経由でダウンロードできる機能限定の無償版がある.
[写真1] Cyclone III FPGA スタータ開発キットの外観(45°傾いたLSIがEP3C25)
[写真2] 65nm製造プロセスを用いたCyclone IIIのシリコン・チップ
[表1] Cyclone IIIファミリの概要
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型名
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EP3C5 |
EP3C10 |
EP3C16 |
EP3C25 |
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ロジック・エレメント
(LE)数
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5,136
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10,320
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15,408
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24,624
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9Kビット・
メモリ・ブロック
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46
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46
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56
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66
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合計メモリ
(Mビット)
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0.4
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0.4
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0.5
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0.6
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18ビット×18ビット乗算器
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23
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23
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56
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66
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PLL数
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2
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2
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4
|
4
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最大ユーザ
I/Oピン数
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182
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185
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347
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215
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型名
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EP3C40
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EP3C55
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EP3C80
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EP3C120
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ロジック・エレメント
(LE)数
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39,600
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55,856
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81,264
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119,088
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9Kビット・
メモリ・ブロック
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126
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260
|
305
|
432
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合計メモリ
(Mビット)
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1.1
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2.3
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2.7
|
3.9
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18ビット×18ビット乗算器
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126
|
156
|
244
|
288
|
|
PLL数
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4
|
4
|
4
|
4
|
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最大ユーザ
I/Oピン数
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535
|
377
|
429
|
531
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