
米国Altera社は,民生機器市場などをねらった低価格のFPGA「Cyclone IIファミリ」を発売する.内蔵するLE(ロジック・エレメント)の数が4,608〜68,416の5品種を用意する.
従来の同社の低価格FPGAファミリである「Cyclone」と比べて,内蔵する機能や集積度を向上した.例えば,最大150個のハード・マクロの18×18ビット乗算器を内蔵している.この乗算器は,9×9ビットの乗算器としても使用できる.また,I/Oブロックについては,今回の製品から新たにDDR2 SDRAMとQDR II SRAMに対応した.最大ゲート規模の品種の集積度(LE数)は,従来のCycloneの3倍以上になった.さらに,4,608ビットのメモリ・ブロックとPLLを内蔵している.その一方で,アーキテクチャをくふうすることにより,製造コストは約30%低減したという.
従来のCycloneファミリとピン互換性はない.台湾TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Co.)の90nm,Low-kのCMOSプロセスで製造する.電源電圧はコア電圧が1.2V,I/O電圧が1.5〜3.3V.コンフィグレーション用の外付けフラッシュ・メモリについては,Cycloneファミリ向けのものを利用できる.また,高集積品種向けに,従来より大規模なコンフィグレーション用フラッシュ・メモリも用意する.Quartus IIバージョン4.1を使って開発する.無償で入手できるWeb Editionでも開発できる.
33,216LEを内蔵する「EP2C35」のサンプル出荷を2005年2月から開始する.2005年の後半には全品種の量産を開始する予定.
[表1] Cyclone IIファミリの概要
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EP2C5 |
EP2C8 |
EP2C20 |
| ロジック・エレメント(LE)数 |
4,608 |
8,256 |
18,752 |
| 4Kビット・メモリ・ブロック |
26 |
36 |
52 |
| 18×18乗算器 |
13 |
18 |
26 |
| PLL数 |
2 |
2 |
4 |
| 最大ユーザI/O数 |
142 |
182 |
315 |
| パッケージ |
144ピンTQFP
208ピンPQFP
256ピンFBGA |
144ピンTQFP
208ピンPQFP
256ピンFBGA |
208ピンPQFP
256ピンFBGA
484ピンFBGA |
| 型名 |
EP2C35 |
EP2C50 |
EP2C70 |
| ロジック・エレメント(LE)数 |
33,216 |
50,528 |
68,416 |
| 4Kビット・メモリ・ブロック |
105 |
129 |
250 |
| 18×18乗算器 |
35 |
86 |
150 |
| PLL数 |
4 |
4 |
4 |
| 最大ユーザI/O数 |
475 |
450 |
622 |
| パッケージ |
484ピンFBGA
672ピンFBGA |
484ピンFBGA
672ピンFBGA |
672ピンFBGA
896ピンFBGA |


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