ARM Technology Symposium 2012 Japan Preview ―― Seminar Program
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2012年11月 8日
![]() | テクニカル・セッション Track E |
Smarter Systems | Connected Life | Smart Embedded |
E-1 | 13:10 - 13:40 |
Kinetisマイクロコントローラ・ファミリの最新情報
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン(株)
AISG IMMマイクロコントローラディビジョン ジャパンIMM製品部 マネージャ
古江 勝利 氏
比類のないスケーラビリティと高性能・低消費電力テクノロジをARM Cortex-Mコアと組み合わせたKinetisファミリは,最初のCortex-M4ベースのKシリーズに加えて,業界最初のM0+コアである超低消費電力Lシリーズを今年9月にリリースしました.新製品のLシリーズが持つテクノロジと,KW(RF内蔵)やM(メータリング向け)シリーズといった,アプリケーションに特化したラインナップについても,その概要をご紹介します.ぜひフリースケールの多彩なソリューションをご覧ください.
E-2 | 13:50 - 14:20 |
組み込み設計者が知るべき外せない4つのレシピ
ザイリンクス(株) エンジニアリング本部 プロセッサ スペシャリスト
丸山 利広 氏
業界の流れを一変させたARM Cortex-A9 デュアル コア プロセッサ システム搭載,ZynqTM-7000 All Programmable SoC(System-on-Chip)は,ハードウェア,ソフトウェア,I/Oの3つのプログラマビリティを備えています.本セッションでは,Zynq-7000 All Programmable SoCを使う上で必ず押さえておきたい高位合成ツールとの連携,アクセラレータ コヒーレンシ ポート(ACP)の利用例,パフォーマンスと消費電力の最適化についてご紹介します.
E-3 | 14:30 - 15:00 |
ARMメモリ保護ユニットの有効活用をサポートするリアルタイムOS
特定非営利活動法人TOPPERSプロジェクト 会長
名古屋大学 教授
高田 広章 氏
ARMのメモリ保護ユニット(MPU)は,リアルタイム性を維持しつつメモリ保護を実現するために有用である一方で,MPUの制約に合うようにメモリ配置を決定する必要があるなど,有効活用するのは容易ではありません.本セッションでは,MPUの制約に合わせてメモリ配置を自動決定するなど,MPUを容易に活用できる機能を持ったリアルタイムOSであるTOPPERS/HRP2カーネルについて,その機能概要と活用方法についてご紹介します.
E-4 | 15:20 - 15:50 |
ARMのCortex-M0+とケイデンスの
ミックスシグナル設計フローによる組込みシステム開発への近道
日本ケイデンス・デザイン・システムズ社 シニアテクニカルセールスマネージャー
浅利 和彦 氏
小型でエネルギー効率の高いCortex-Mプロセッサは,アナログ設計にデータ処理や通信機能を追加することで,次のレベルの高い機能を実現します.このようなシステムの開発には,ミックスシグナル設計の手法が必要となります.ARMとケイデンスは,このような設計プロセスの簡素化に共同で取り組んでいます.
本セッションでは,開発早期のシステム検証を可能にするアナログインタフェースのモデリングにおいて,ARMのCortex-Mシステムデザインキット(CMSDK)とケイデンスのVirtuosoプラットフォームを活用した,効率的なメソドロジをご紹介します.
E-5 | 16:00 - 16:30 |
Cortex-A9内蔵FPGA,アルテラだけの特長
日本アルテラ(株) プロダクト・マーケティング・マネージャ
小山 崇之 氏
FPGAデバイスの集積度向上/低消費電力化/低コスト化に伴い,プロセッサをFPGAに実装して採用される分野はさらに広がりをみせています.本セッションでは,ARM Cortex-A9プロセッサを内蔵したアルテラ SoC FPGAの説明とアルテラが取り組むFPGAをターゲットとしたOpenCL設計手法をはじめ,次世代システム検討の上で欠かせない情報をご紹介します.
E-6 | 16:40 - 17:10 |
ARMの車載ビジネスへの取り組み
アーム(株) エンべデッド・セグメント・マネージャー
新井 相俊
車載の電動化の動きは加速し,ECUの数は増え続けてきました.その中で多くの会社がプラットフォーム戦略を導入してきています.本セッションではARMの車載ビジネスへのご紹介と,プラットフォーム化やISO26262への取り組みについてご説明します.
E-7 | 17:20 - 17:50 |
モバイルインターネット世界におけるAndroid デバイスのチャンスとチャレンジ
サンダーソフトジャパン(株) 代表取締役社長
今井 正徳 氏
Androidを中心としたスマートフォン,タブレット,アプリの急速な発展の中で,モバイルインターネット世界も大きく繁栄しつつあります.この新しい市場をめぐってスマートフォンメーカーに限らず多くの機器メーカーに新しいチャンスが生まれている一方で,Androidならではの技術的,ビジネス的課題やチャレンジにも面しています.
専門的なAndroidコア技術の会社として,モバイルインターネットデバイス産業で多くの実績を持つサンダーソフトより,Androidシステムの課題点,エコシステムの拡大化,OEMとODMの市場戦略へのサポート,Androidアプリマーケットの開拓など,最新成果や業界経験を共有させていただきます.
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