ARM Technology Symposium 2012 Japan Preview ―― Seminar Program
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2012年11月 8日
![]() | テクニカル・セッション Track B |
Smarter Systems | Connected Life | Smart Embedded |
B-1 | 13:10 - 13:40 |
「TrustZone® Ready Program」
- 広範囲なセキュリティに対応するシステム設計プログラム
英ARM社 セキュアサービス部門 エコシステム&アライアンス ディレクター
Rob Coombs
セキュリティ機能をターゲットサービスに相応しく,SoCやプラットフォームに実装するのは非常に複雑なプロセスになりつつあります.様々なコンテンツ,サービスプロバイダー,標準化団体からのリクエストをSoCシステム設計段階で効果的に反映していくことは,半導体ベンダー様1社では困難であり,現実的ではありません.TrustZone Ready
Programは,この課題に対応し,SoCベンダー様1社にとって,広範囲なセキュリティリクエストをシリコン仕様(SoC,ASIC)に容易に反映し,エンドマーケットのサービスに相応
することを目標にしたプログラムです.本セッションでは,TrustZone Ready Programの背景や組織,活動内容をご説明します.
B-2 | 13:50 - 14:20 |
次世代ビジュアルコンピューティングの展望
英ARM社 メディアプロセッシング部門 マーケティングディレクター
Ian Smythe
本セッションでは,Maliのマーケットや技術面での強みにフォーカスをあて,Mali-
T604搭載の実LSIチップとMali-450およびT624の性能についてご紹介します.
B-3 | 14:30 - 15:00 |
GPU Computingの出現により大きく変わるGPUの要求性能
アーム(株) メディアプロセッシング部門 ビジネスデベロップメント マネージャー
菅波 憲一
昨今,より効率的で高性能な処理の実現を図るための一つの手法として,プロセッサやSoC内部アーキテクチャにおける並列処理化が進んでいます.一方,GPUは特定用途向けに高い並列演算処理性能の実現にむけ進化を遂げてきました.今日,GPUがよりSWプログラマブルになるに従い,汎用的な並列演算処理にも利用できるようになってきました.高機能,高性能を追及していく中で,今後こうした汎用的な並列演算処理を実行できる専用プロセッサの実装が必要不可欠になってきます.
本セッションでは,GPU Computingと主な実現方法をご紹介した後,いくつかのユースケースにふれながらARM Mali-T600シリーズがこうしたニーズにこたえるためにどのように設計されているのかについてご説明します.
B-4 | 15:20 - 15:50 |
省電力データセンター: より高い電力効率へのシフト
米ARM社 サーバーシステム&エコシステム ディレクター
Ian Ferguson
Web関連サーバーが“消費電力で制約される”システムとして,ますます認識されつつあります.性能のみで評価する代わりに,用途に適したプラットホームを選択するというような,新しい選択基準が急速に広まり始めています.
本セッションでは,いくつかのこのような評価基準とその結果をご紹介します.さらに,x86サーバー以外で既に実用化されているソフトウェアのビルディングブロックに焦点を移し,現在発展中のARMのソフトウェア・エコシステムをご紹介します.また,サーバーにおける64bitインストラクションの役割についても簡単にご説明します.
B-5 | 16:00 - 16:30 |
Cortex-M0+ プロセッサの全貌
英ARM社 プロセッサ部門 シニアプロダクトマーケティングマネージャー
Chris Turner
Cortex-M0+プロセッサは,低価格マイクロコントローラから,超ローパワーミクスドシグナルセンサ,ステートマシーンの置き換えやIoTアプリケーションなど様々な用途に使用されます.本セッションでは,Cortex-M0+プロセッサの概要についてご紹介し,パイプライン,電力の最適化,シングルサイクルI/Oを用いてどのように周辺機器との接続するかなどアプリケーションごとに求められる設計要件についてご説明します.
B-6 | 17:20 - 17:50 |
STM32の新製品紹介,ならびにMEMSジャイロ・センサと 電子コンパスを搭載した新しいDiscoveryキットについて
STマイクロエレクトロニクス(株)
MMSグループ マイクロコントローラ製品部 アシスタント・マネージャー
野田 周作 氏
Cortex-M4をベースにし,斬新なアナログ・ペリフェラルを搭載したSTM32F3シリーズと,2MバイトのFlashメモリを内蔵した新しいSTM32F4シリーズをご紹介します.さらに,9月に発表したMEMSジャイロ・センサと電子コンパスを実装した革新的な開発キット「STM32F3 Discovery Kit」の使用方法をご説明します.
B-7 | 17:20 - 17:50 |
東芝のスマートコミュニティ事業とクラウド戦略
(株)東芝 クラウド&ソリューション事業統括部 クラウド事業開発室 室長附
川倉 康嗣 氏
東芝がグローバルに進めているスマートコミュニティ事業におけるクラウド・ICTへの取り組みについてご紹介します.
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