マイコン・ボードで電球を点滅させよう ―― ポート出力を使ってAC100Vを制御する
最後に電球の実装周りです.レトロ感をねらって,ニス塗りの木の板に電球ソケットという出で立ちにしましたが,なんだか夏休みの工作みたいな仕上がりです(写真10).写真11は裏面の様子です.コードをぶらぶらさせておくとひっかけたりして危険なので,きちんと固定しておきます.ゴム足が3個なのは,3点支持が一番安定するからという理由をつけて,手持ちが3個しかなかった言い訳にしています.
電球ソケットは,カバーを回すと内部の配線部が現れます.配線はネジ留めするようになっていますが,コードをそのままネジ留めすると,ケバ立ったり抜けやすくなったりして,あまりよろしくありません(写真12).圧着端子を利用すると,きれいかつ確実に接続することができます(写真13).
圧着端子も,いまや100円ショップで買える.
電球とマジカル・ボックスを接続すれば完成です(写真14).
40W電球を使っているが少々明るすぎるので,20Wでもよいかもしれない.電球は裸電球を使うとさらに怪しさが倍増するだろう.
最後に,実際に動作している動画を載せます(こちらを参照).カンカン鳴っている音は,スプーンを叩きつけている音です.
関連リンク
・組み込ムービー:マジカル・ボックス電球版のデモンストレーション
・組み込みネット ニュース:SESSAME,飛行船シミュレータ・キット教材を販売
・組み込みネット レポート:「魔法のスプーン」と飛行船で将来の技術者を育てる