Kinect for Windowsで機器を作るヒント(2) ―― Kinect for Windows SDK 1.5を試す
●SDK1.5の新機能
SDK1.5にはこのように多くの機能が追加されています.SDK1.0からの相違を簡単にまとめると以下のようになります.
・座ったまま,または立った状態で頭,首,腕のトラッキングができる「Seated」モードを追加
・従来スケルトン・データの認識ができなかったNearモードにも対応
・音声認識の言語拡張(フランス語,スペイン語,イタリア語,日本語)
・Kinect Studio:アプリケーション開発に役立つ強力なツール
・フェーストラッキング機能
これらの追加機能以外にも認識エンジンの処理が見直され,より高速な動作とカメラ画質の向上なども行われています.
次回は,SDK1.5のサンプルの内容とビルド手順について説明します.
●グランプリ100万円のKinect for Windows コンテストを開催
前回掲載時にもお知らせしましたが,Kinect for Windowsを活用したサービスやアプリケーションの普及を目指して,Kinect for Windows コンテスト2012を開催しています.ただいま参加者募集中です.ぜひ奮ってご参加ください.
目的 | Kinect for Windowsを活用したサービスやアプリケーションの普及を目指したアイデアの募集 |
エントリー締切 | 2012年8月24日(金) ※日程が変わりました |
コンテスト開催日 | 2012年9月14日(金) ※日程が変わりました |
参加資格 | コンテスト当日に応募アイデアをプレゼンテーション(必須)または展示(任意)できること |
賞金 | グランプリ100万円 |
公式ページ | http://k4wa.com ※公式サイトをリニューアルし,詳しい応募要項などを掲載しています |
いしぐろ・かずとし
東京エレクトロン デバイス(株)