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Analog Devices,周波数範囲が400MHz~4GHzで,NFが0.8dB~1.1dBのLNA向けRFアンプを発売
ニュース 2007年6月15日
米国Analog Devices社は,周波数範囲が400MHz~4GHzで,LNA(low noise amplifier)などに使えるRFアンプ「ADL5521」,「ADL5523」を発売した.ADL5521はNF(noise figure)が0.8dBとノイズ特性が良く,ゲインは15.3dBまで対応する.ADL5523はNFが1.1dBで,ゲインが17.5dBまで対応する.例えばW-CDMA(Wideband-CDMA)やWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)に対応した装置などに使えるという.
ADL5521の入力リターン・ロスは12dB.1920MHz~1980MHzにおけるゲイン直線性は0.015dB/MHzで,ゲインの温度特性は0.018dB/℃.入力と出力のアイソレーションは21.4dB.
ADL5523の入力リターン・ロスは14dB.1920MHz~1980MHzにおけるゲイン直線性は0.015dB/MHzで,ゲインの温度特性は0.011dB/℃.入力と出力のアイソレーションは22dB.
ADL5521とADL5523はともに,バイアス回路を内蔵している.供給電源は5Vで,消費電流は65mA(標準値).動作温度範囲は-20℃~+85℃.パッケージの外形寸法は3mm×3mm.GaAs pHEMTプロセスで製造する.
また同時に,周波数範囲がDC~1GHzでゲインが16.1dB~20.3dBのIF(intermediate frequency)用アンプ「ADL553x」5品種や,周波数範囲が400MHz~2.7GHzでゲインが13.7dB~19.9dBのゲイン調整用アンプ「ADL532x」3品種,周波数範囲が50MHz~6GHzでゲインが14.7dB~18.7dBの局部発振器出力用アンプ「ADL554x」2品種なども発売した.
[写真1] 製品発表を行うアナログ・デバイセズのホリゾンタル・セグメントグループ コミュニケーション グループ マネージャの馬場 智氏
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