
米国Analog Devices社は,パッケージの外形が5mm×5mmと小さいGSM/GPRS携帯電話向けRFトランシーバLSI「AD6548 Othello-G」を開発した.本LSIを利用すると,GSM/GPRS無線回路向けのRFモジュールを1.8cm×0.85cm(1.5cm^2)のサイズで実現できるという.これまで同社が提供していたRFトランシーバLSI(AD6539)を利用する場合と比べて,75%少ない部品で同等の機能を実現できる.また,RFモジュールの実装面積は30%縮小する.
受信方式は,中間周波数を介さないダイレクト・コンバージョン方式.クワッドバンドGSM(850MHz,900MHz,1800MHz,1900MHz)に対応するため,4個のプログラマブル・ゲイン差動LNA(low noise amplifier)を内蔵する.また,VCO(voltage controlled oscillator),タンク回路,PLL(phase-locked loop)ループ・フィルタ,電圧レギュレータなどを集積している.RFモジュールを構成する際の外付け部品としては,受信用SAW(表面弾性波)フィルタ,パワー・アンプ,送M/受信切り替えスイッチ,2〜3個程度の受動部品が必要になる.
パッケージは32ピンのLFCSP(lead flame chip scale package).動作温度は−20〜+85℃.
[写真1] AD6548 Othello-Gを搭載するモジュール


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