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Actel,8051命令セット互換のCPUコアと独自アーキテクチャの小型CPUコアを無償提供
ニュース 2007年1月30日
米国Actel社は,ソフト・マクロのCPUコア「Core8051s」と「CoreABC」の提供を開始した.同社のFPGA「Fusion」,「IGLOO」,「ProASIC3」などと組み合わせて利用する.ライセンス,ロイヤリティともに無償.同社のIPコア管理ツール「CoreConsole」を使用してコアの入手(ダウンロード)を行い,RTLコードを生成する.設計言語はVerilog HDLまたはVHDLを選択可能.オンチップ・バスはAMBAに対応する.
Core8051sは,従来から同社が提供してきた「Core8051」の改良版で,8051マイコンと命令セット・レベルの互換性がある.Core8051では,特定の周辺機能とオンチップ・デバッガがあらかじめ実装されていた.一方,今回のCore8051sは,CoreConsoleを使って周辺機能をカスタマイズできる.ソフトウェア開発には,8051マイコン向けのツールや設計資産を活用できる.
CoreABCは,バス幅などをカスタマイズ可能な独自アーキテクチャのCPUコアである.回路規模は241タイル(基本論理ブロック)と小さい.メモリ・リソースを持たないFPGAであっても基本論理ブロックに実装できる.ソフトウェア開発は,CoreConsoleを使用してアセンブリ言語で行う.
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