
米国Xilinx社は,10万システム・ゲート品が2ドルの低価格FPGAファミリ「Spartan-3E」を発売した.10万ゲート〜160万ゲートの5品種を用意する.
Spartan-3Eは,従来のSpartan-3を補完するファミリである.Spartan-3と比べると,I/Oの機能を民生機器向けに特化させ,1ゲート当たりの価格を抑えた.GTL(gunning transceiver logic),一部のHSTL(high speed transceiver logic),一部のSSTL(stub series terminated logic),LDT(lightnong data transport)が非対応になり,新たに66MHz動作のPCI,PCI-X,mini-LVDS,Bus LVDSに対応する.最大I/O数は376本(XC3S1600E,FG484パッケージ)であり,Spartan-3の同等規模品(476本,XC3S1500,FG676パッケージ)より少ない.
18ビット×18ビットの乗算器,クロック管理(DCM:Digital Clock Manager),メモリ・ブロック(Block RAM)についてはSpartan-3と同様に搭載する.乗算器の最大動作周波数が325MHzになり,DCMへの最低入力周波数が5MHzに下げられるなどの機能強化が図られている.コンフィグレーション・メモリとして,汎用のSPIおよびパラレル・インターフェースを持つフラッシュ・メモリをサポートする.
90nmプロセスで製造する.電源電圧はコア電圧が1.2V,補助電圧が2.5V,I/O電圧が1.2〜3.3Vである.10万システム・ゲート品の「XC3S100E」をサンプル出荷中.2005年中に全品種の量産を開始する予定.
設計ツールは,同社のPLD開発環境「ISE 7.1i」を使用する.
[写真1] Spartan-3Eの外観
[表1] Spartan-3Eファミリの概要
| 型名 |
XC3S100E |
XC3S250E |
XC3S500E |
XC3S1200E |
XC3S1600E |
| システム・ゲート数 |
10万 |
25万 |
50万 |
120万 |
160万 |
| LC数 |
2,232 |
5,508 |
10,476 |
19,512 |
33,192 |
| メモリ・ブロック容量(ビット) |
72K |
216K |
360K |
504K |
648K |
| 分散メモリ容量(ビット) |
16K |
38K |
73K |
136K |
231K |
| DCM数 |
2 |
4 |
4 |
8 |
8 |
| 18ビット×18ビット乗算器数 |
4 |
12 |
20 |
28 |
36 |
| 最大I/O数 |
108 |
172 |
232 |
304 |
376 |
| 最大差動ペア数 |
40 |
68 |
92 |
124 |
156 |
| パッケージ |
VQ100
TQ144 |
VQ100
TQ144
PQ208
FT256 |
CP132
PQ208
FT256
FG320 |
FT256
FG320
FG400 |
FG320
FG400
FG484 |


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