ARM Cortex-Mマイコン・ワークショップ2012 Preview ―― ベンダ・セッション

KinetisとVybridによるスケーラブルなソリューション
◎講師・・・ 古江 勝利 氏 フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン(株)
Automotive, Industrial & Multi-Market Solutions Group
IMM マイクロコントローラ ディビジョン
ジャパン IMM 製品部 マネージャー
32ビット組込み向けKinetis(キネティス)マイクロコントローラと,Vybrid(バイブリッド)マイクロプロセッサを紹介します.ARM Cortex-M4コアとして最初に量産されたKinetisファミリは,200品種以上から成るスケーラビリティで,ユーザの共通プラットフォーム化に貢献します.今年は更にARM Cortex-M0+コアのKinetis Lシリーズが加わります.また,3月末に発表されたばかりのARM Cortex-A5とM4デュアルコアによる画期的なアーキテクチャのVybridについても,最新情報をお届けします.

FM3ファミリーの現状と今後の展開について
◎講師・・・ 立脇 謙吾 氏 富士通セミコンダクター(株) マイコンソリューション事業本部 マイコン事業部
マーケティング部
FM3は『選びやすく』『使いやすく』『信頼できる』マイコンとして4グループ370製品をラインナップし,9月までに570製品を順次ラインナップ増強中です.今後の新展開として各分野に向けた製品を展開します.セションでは現状のFM3のラインナップの説明と今後の動向について説明します.

ARM社が提供するリアルタイムOS「RTX」の解説
―― MDK-ARMと連携したRTXの開発手法
◎講師・・・ 難波 久男 氏 都築電気(株) 第一開発部 担当課長
「RTX」は,ARM社が提供する, 「MDK-ARM」の全エディションにパッケージングされているロイヤリティ・フリーのリアルタイムOSです.本セッションでは,このRTXの紹介とMDK-ARMと連携したRTXの開発を解説します.

差異化の為にすぐに使って欲しいモータ制御とマルチタッチ技術
◎講師・・・ 沢井 和重 氏 東芝マイクロエレクトロニクス(株) アナログシステムLSI統括部
ミックスシグナルコントローラ応用技術部 グループマネージャー
Cortex-M3搭載東芝TX03シリーズの開発戦略とモータ制御用マイコンのソフトウェア品質の改善,システムコストダウン,セーフティ,割引料金制度が活用できる力率改善技術,いま流行のマルチタッチを最も安価に実現する東芝独自の4線抵抗膜方式マルチタッチソリューション,イーサネットを含むマルチ通信対応製品などを紹介します.さらにどこよりも詳しく開発技術者をいち早く立ち上げる無償TX03セミナーを紹介します.

ARMマイコンの世界と今後の展望 ~IoT時代にむけて~
◎講師・・・ 新井 相俊 氏 アーム(株) マーケティング&ビジネスデベロップメント エンベデット・セグメント
マネージャー
ARMは今年の3月にCortex-M0+というARM史上最も小さく,最も電力消費が少なく効率の良いマイコン向けのCPUコアをリリースいたしました.このセッションではARMマイコンの世界市場での成長とどういった用途(アプリケーション)に使われているかを説明いたします.また,今後必ず来るであろうInternet of Things (IoT)に向けて,ARMマイコンの可能性を紹介します.
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