ARM Technical Symposia 2011 Japan Preview――Technical Seminar Program
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2011年10月21日
403
CL Connected Life | SE Smart Embedded | SS Smarter Systems |
13:30-14:00
CL2-403 SafeG:高信頼組込みシステム向けデュアルOS モニタ
講演者:本田 晋也 氏
名古屋大学 大学院情報科学研究科 附属組込みシステム研究センター 准教授
Cortex-A等に搭載されているセキュリティ拡張であるTrustZoneを利用することでシングル・プロセッサ上でRTOSとLinux やAndroid 等の汎用OSをセキュアに実行することが可能なデュアルOS モニタについて紹介します.この技術の応用により,例えば,より安全かつセキュアなカーナビゲーション・システムやディスプレイ・オーディオの実現が可能となります.
14:10-14:40
CL5-403 Mali GPUコンピューティング:グラフィックスの枠を超えたグラフィックス処理能力の利用方法
講演者:濱田 拓也 氏
アーム(株) メディアプロセッサ部門 ビジネスティベロップメントマネージャー
複雑化するデータ並列アルゴリズムに対してGPU 性能の向上は著しく,汎用目的の処理にも活用されている時代になりました.RenderscriptComputeやOpenCL,DirectComputeなどの新しいプログラムパラダイムやフレームワークにより,GPU コンピュート(GPGPU)やポータブルヘテロジニアスコンピュートが利用できるようになっています.本セッションでは,それらフレームワークの技術,利点やユースケースを紹介します.
14:50-15:20
CL8-403 Windows Embedded Compact 7 のソースコード アクセス プログラムとサポート プログラム
講演者:村林 智 氏
日本マイクロソフト(株) 日本マイクロソフト株式会社 OEM 統括本部 エンジニアリング& サービスグループ シニアパートナーテクノロジマネージャ
2011年3 月1日,ドイツで発表された最新の組み込み機器用Windows OS 製品「Windows Embedded Compact 7」はいままでの「CE」と呼ばれた製品同様シェアード・ソースコード・プログラムによる開発コードの提供が行われます.また,組み込み開発での技術的な問題を解決するためのサポート・プログラムなどがあり,多様な組み込み機器開発者のニーズに応えることができます.これらの情報をまとめて紹介すると共に,最新のWindows Embedded 製品ロードマップなどを交えて紹介します.
15:50-16:20
CL11-403 差別化デバイスのためのアプリケーションエコシステムの構築方法 (逐次通訳あり)
講演者:Tim Closs 氏
Marmalade 社 CTO
端末OEM,組み込み機器メーカー,チップセットベンダーがARM プラットフォームにおいて如何に差別化を商業的に成功させるかがテーマです.メーカーにとってチップセット実装,端末の「差別化」は売り文句ですが,その上にアプリケーション,サービスを提供するデベロッパー側から見ると「細分化」であり,その問題の対応には頭を悩ませているのが現状です.どのようにしてメーカーがデベロッパーから見た細分化問題を解消し,端末の性能をフルに引き出した差別化をアプリケーションサービスとして実現するエコシステムを構築するか,海外における事例を含めて説明します.
16:30-17:00
SS10-403 講演内容調整中
TSMC ジャパン(株)
17:10-17:40
XX1-403 講演内容調整中