ARM Technical Symposia 2011 Japan Preview――Technical Seminar Program
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2011年10月21日
A-Hall
SS1-A ARM CPUのロードマップのご紹介
講演者:小林 達也 氏
CL4-A Cortex-A15の仮想化拡張の利用
講演者:野尻 尚稔 氏
本プレゼンテーションでは,ARM アーキテクチャの仮想化拡張について,3つの異なる利用方法を考えます.まず仮想プラットフォームを作成する単純な例題について,次にどのように異なるユーザプロファイルを作成するかというより複雑な課題について,最後に1つのARM システム上で複数のゲストOS を同時に実行する場合の課題について(割り込みの仮想化を含めて)考察します.
CL6-A テレビの進化を支える映像エンジン「レグザエンジンCEVO」
講演者:佐久間 毅 氏
CELLレグザのエンジン思想を継承し"CELL EVOLUTION"と名づけられたARM デュアル・コア搭載の映像エンジン「CEVO」.本講演では,高画質化,タイム・シフトマシン,高速ユーザ・インタフェースなど,レグザエンジンCEVO によるTV 機能の進化の取り組みについて紹介します.
CL9-A マルチコアARMプロセッサシステムでのソフトウェア開発
講演者:小林 達也 氏
マルチコアプロセッサは既に市場で使われており,そのプロダクトの数も着実に増えつつあります.この講演ではモバイルデバイスでマルチコアARM プロセッサがどのように使われているのか見ていきます.またオープンなオペレーティングシステムにおけるマルチコアサポートや,アプリケーションがマルチコアプラットフォーム上で動作することによる利点,マルチコアシステムがTrustZoneのようなARM の他の技術に対してどのような影響を与えるのかについても説明します.
SS8-A ヘテロジーニアス・マルチ・プロセッサSoC のためのCoreLink 400
講演者:庄司 好英 氏
消費電力削減のニーズは,システム設計者にとって多くのチャレンジを生む,ヘテロジーニアス・マルチプロセッシングSoCを広く普及させることとなりました.本セッションでは,それぞれのプロセッサが,消費電力とコスト要求を満たしつつ,要求された性能を達成するために欠かせないインターコネクトとメモリ・システムの設計手法を解説します.また,AMBA4 プロトコルに準拠したCoreLink 400シリーズ・システムIPが,コヒーレンシ,プロセッサ- メモリ間の帯域制御(QoS),ソフトウェア開発の容易化と言ったニーズにどのように対応するかも解説します.
SE7-A Cortex-M マルチコアシステムの構築(モノのインターネット)
講演者:平井 幸広 氏
モノのインターネットは,スマートエネルギーやパワーマネージメントから自動車の制御システムや医療機器の技術に至るまで,幅広いアプリケーションに渡ってマイクロエレクトロニクスとワイヤレス接続性を兼ね備えています.これは,既製のマイクロコントローラやカスタムのシステムオンチップの両方の形で, エレクトロニクス業界全体にARMCortex-Mプロセッサの幅広い普及を推進しています.この講演では,これらの様々なアプリケーションに最適なCortex-Mプロセッサの使用事例と特性について検討します.別の例ではCortex-Mファミリの機能セットとプロセッサの性能について説明します.