ETロボコンの新ロゴ・マーク,その作者の素顔に迫る
ETロボコン実行委員会は,「ETソフトウェアデザインロボットコンテスト(通称ETロボコン)」の新しいロゴ・マークを決定しました(図1).新ロゴ・マークは2010年4月~5月に公募され,288件の応募があったそうです(よろしければ,こちらのニュースも参照ください).

[図1] ETロボコンの新しいロゴ・マーク
「ソフトウェア・デザインに向かって挑戦する参加者をイメージできる作品」とはETロボコン実行委員会の評.
確かに,くっきりはっきり美しいロゴ・マークです.私も応募しようかと思っていたけど,これには勝てないなぁ....で,これをデザインしたのはどんな人だろう? と思ったのですが,職業:デザイナーである山崎 多郎氏なのですね.さすが,プロのしごとですね!
山崎氏とはどんな人なのだろう? と,同氏のホーム・ページ「山崎多郎デザイン室」を見てみました.イラスト中心の楽しいサイトなのですが,特にインパクトを受けたのは,これ.「クライアン島の秘宝」です(図2).

[図2] クライアン島の秘宝
同氏のプロフィール・ページ(http://www.yamazakitaro.com/profile/profile.html)に載っています.こちらのページでは拡大した画像も参照できます.
シメキリー・タイト卿,ネムレン湖,ナイヨ・ヨサンガの遺跡など,知っている地名が続々と(笑).なんだかツボにはまってしまい,一人で大笑い.
このイラストは同氏が,デザイナーの過酷な現状をクライアントに伝えるために,年に一度の直訴状(年賀状)として作成したものだそうです.
山崎氏にETロボコンへの期待をお伺いしたところ,「ロゴがカッコ良かったから大会に参加.それがきっかけでロボット工学の第一人者になりました」などという人が現れてくれるといいなぁ...,とのことでした.
本当に,そうなるといいですね♪