マルチコアCPUに対応するボードやリアルタイムOSが続々 ―― 2007 ESC Silicon Valley
2007年4月1日~4月5日,McEnery Convention Center(米国カリフォルニア州サンノゼ)にて,組み込みシステムの最新技術などを紹介するカンファレンス「2007 ESC(Embedded Systems Conference) Silicon Valley」が開催された(写真1).本カンファレンスでは,5日間で200近くのセッションが行われた.中でも,米国前副大統領Al Gore氏によるキーノート・スピーチや,トヨタ自動車のハイブリッド自動車「プリウス」の解体ショーは盛況だった.
また,4月3日~4月5日の3日間にわたって開催された展示会には,世界中から300以上の企業が出展し,組み込みシステムに関係するチップやOS,ボード,開発環境,計測器,モジュールなどの展示やデモンストレーションを行った(写真2,写真3).米国Intel社Core 2 DuoなどのマルチコアCPU対応のボードやリアルタイムOSなどに注目が集まっていた.
●ZigBeeネットワーク・システム開発キットを用いた実習を連日開催
ZigBee Allianceは同展示会の期間中,「ZigBee Developers Conference」を開催した(写真4).10社ほどの企業がZigBeeモジュールなどの展示を行った.セッションやESC出展各社によるZigBeeネットワーク・システム開発キットを用いた実習などが連日行われた(写真5).
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