
米国Actel社は,主に携帯機器への搭載を狙った低消費電力のフラッシュFPGA「IGLOO/IGLOOeファミリ」に最適化したARMコア「Cortex-M1」の提供を開始した.FPGAユーザは,Cortex-M1対応品種のFPGAを使えば,ライセンス料,ロイヤリティ共に無償で利用できる.IGLOO/IGLOOeファミリのCortex-M1対応品種として,「M1AGL250」,「M1AGL600」,「M1AGLE3000」がある.フラッシュFPGAとは,フラッシュ・メモリ・セルをプログラム素子として利用するFPGAである.SRAMベースのFPGAと異なり,外付けのコンフィグレーションROMを必要としない.
Cortex-M1は,Thumb2命令セットに対応した小規模のASIC向けコア「Cortex-M3」と機能互換性がある.IGLOOに本CPUコアを実装した場合,最大39MHzで動作する.実装に必要な論理ブロック数は4,435タイル.Actel社のIPコア管理ツール「CoreConsole」を使用してコアのデータを入手(ダウンロード)し,機能をカスタマイズする.ソフトウェア開発には,Actel社のソフトウェア開発ツールである「SoftConsole」を利用する.また,市販の ARMマイコン向けの開発ツールも利用できる.FPGAの開発には,「Libero 8.0 SP1B」以降を使用する.さらに,開発キットも用意される.
M1AGL600はすでに出荷を開始している.そのほかの品種は2008年前半に出荷を開始する予定である.
[写真1] Cortex-M1対応IGLOOの外観
[表1] Cortex-M1対応IGLOOの概要
| 型名 |
M1AGL250 |
M1AGL600 |
M1AGLE3000 |
| システム・ゲート数 |
25万 |
60万 |
300万 |
| タイル数 (DFF数) |
6,144 |
13,824 |
75,264 |
RAM容量
|
36Kビット |
108Kビット |
504Kビット |
フラッシュ・
メモリ容量 |
1K ビット |
1K ビット |
1K ビット |
| PLL数 |
1 |
1 |
6 |
| I/Oバンク数 |
4 |
4 |
8 |
| パッケージ |
VQ100,
FG144 |
FG144,
FG256,
FG484 |
FG484,
FG896 |


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