ホビーならではの素材を扱えるプリンタやはんだごて応用のウッド・バーニング用電熱ペンを展示 ―― 第35回 2011日本ホビーショー
●はんだごてを応用した電熱ペンでウッド・バーニング
日本ウッドバーニング協会は,はんだごてを応用した電熱ペン「マイペン FD200-01」(製造は白光)を利用したウッド・バーニングの実演を行った(写真6).ウッド・バーニングとは,電熱ペンを使用して木を焦がし,絵や模様を描く技法をいう.図案を木に転写し,それを電熱ペンでなぞって描く.小学生から高齢者まで,幅広い層が楽しめるホビーとして親しまれているという.
写真6 白光の「マイペン FD200-01」
ペン先をすばやく走らせると細い線(焦げ目)が描け,ゆっくりと木に当て続けてると太い線が描ける.これらをうまく使い分けて,濃淡をつけるのだという.電熱ペンは真ちゅうが母体となっており,やすりなどで好みの形状に加工したり、刃を研いだりすることが可能.ペン先そのものに蓄熱量があるので,温度低下による焼きムラなどは発生しない.ペン先の形状を変更する際には,付属の引き抜きパッドを利用して引き抜く.例えばネジの取り外しなどは不要となっている.
●はさみを使わずに素材をカット
トゥーマーカープロダクツは,型抜きカッティング・システム「Big Shot Pro」(開発は米国Sizzix社)を展示した(写真7).ユーザは,型と素材を選び,パッドにはさみ,プレス・マシンにの乗せて,ハンドルを回す.型抜きアートはもちろん,グリーティング・カードやスクラップ・ブック,スタンプ,ペーパ・クラフト,レザー・クラフト,キー・ホルダ,ストラップ,コサージュなどの作成に利用できる.
写真7 トゥーマーカープロダクツの「Big Shot Pro」
素材として,紙はもちろん,布,フェルト,革,スポンジ,プラスチック板,マグネット・シートなど,約1mm厚のものまでカット可能.例えば画用紙の場合,3~5枚を一度にカットできる.また,型にはいろいろな種類があり,カットだけではなく,エンボス加工やテクスチャ加工も行える.
●5合の玄米を約5分で精米できる家庭用精米機を展示
サタケは,同時開催の「第4回 ホビークッキングフェア2011」の会場で,うまみ層を残した精米にこだわった家庭用精米機「マジックミル RSKM5C」を展示した(写真8).本精米機は,撹拌(かくはん)式となっている.筒状の本体に玄米を入れて,本体前面で米の分量と仕上がりの白さを選択する.運転を開始すると,底面にある撹拌棒によってザルの上で玄米が回転し,ぬかが落ちる仕組みである.
写真8 サタケの「マジックミル RSKM5C」
1回に付き1~5合を精米でき,5合の玄米を白米に精米する場合の所要時間は約5分である.本体の外形寸法は190mm×210mm×300mm,重さは3.4kg.精米スクリーン(網),精米ブレード(羽),ぬか箱は取り外しができ,水洗いが可能となっている.
きたむら・としゆき