たことカメラで空撮に挑戦 リベンジ編 ―― カイト・フォト協会 会長の助けを借り空撮に再挑戦
●いざ,撮影!
いよいよ撮影です.前回はたこ本体にカメラ・モジュールを取り付けていましたが(写真8),たこの糸にカメラを付けるのが正しい取り付け方法とのことです(写真9).
たこを50m位の高さに揚げて記念写真を撮りました.無事に空撮ができて,皆気分が高揚しています(写真10).記念写真を撮っている様子はちょうど,地上高40mにあるたこからも撮影されています(写真11).
カメラ・モジュールからパソコンに送られた写真をのぞき込んでいる姿をたこから見ると,何とも言えません(写真12).
[写真8] 前回の挑戦ではたこ本体にカメラ・モジュールを取り付けた
[写真9] たこにカメラ・モジュールを取り付けたようす
たこから10m下に取り付けると安定する.
[写真10] たこ揚げのメンバ
[写真11] 地上高40mにあるカメラ・モジュールが取得した地上のようす
写真10を撮影している筆者たちが写っていた.
(a) 地上で撮影した画像
(b) カメラ・モジュールからの画像
[写真12] カメラ・モジュールからパソコンに送られたJPEG画像をのぞき込んでいる筆者
●真打ち登場
続いて室岡さんのカメラの出番です(写真13).ラジコン・サーボを使用して,デジカメのシャッタ,左右,上下の制御を自在に行えます.撮影された写真は前座の写真のような偶然まかせではない,正真正銘の空撮写真です(写真14).
●謝辞
やっとまともに空撮ができました.空撮用の安定したたこを使う機会をくださった,日本カイトフォトグラフィー協会 会長の室岡さん(写真15),関係者の皆さま,ありがとうございました.
[写真13] 室岡氏が空撮に使用しているカメラ
[写真14] 室岡氏のカメラで撮影した画像
[写真15] 日本カイトフォトグラフィー協会 会長の室岡克孝氏
●おまけ!
室岡さんが市販のビニール傘の骨とゴミ袋だけで製作できるたこを紹介してくれました.正月も近いことですし,読者の皆さんも製作してみてください.作り方を知りたい方はこちらをクリックしてください.