たことカメラで空撮に挑戦 リベンジ編 ―― カイト・フォト協会 会長の助けを借り空撮に再挑戦

小野泰正

tag: 電子回路

エレキ系DIY 2007年10月18日

●撮影に必要な機材

1,無線LAN-シリアル通信変換器を搭載したカメラ・モジュール(写真4)

 前回の記事で使用したカメラ・モジュールは,図1の電源部と図2の無線LAN通信部で構成します.今回は,米国Linear Technology社の3端子レギュレータ「LT3080」を使ったことで,電源を小さくできました.写真5は使用したLT3080のSOTパッケージの外観です.写真6は製作したカメラ・モジュールの電源部で,左側にはコンデンサと抵抗,右側にはLT3080を実装しています.

 LT3080の出力電圧は,0~38.5Vの範囲に設定できます.その値はSET端子とグラウンド間の抵抗値で決まります.最大出力電流は1.1Aまでで,本ICを並列接続すると,出力電流を大きく取れます.入力電圧は出力電圧よりも1.2V程度高くする必要があります.

 無線LAN通信部は,前回の構成と同じです.

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[写真4] たこ糸に取り付けたカメラ・モジュール
米国Lantronix社の無線LAN-シリアル通信変換器「WiPort」を搭載している.

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[図1] カメラ・モジュールの電源部に搭載した3端子レギュレータの回路図

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[図2] 無線LAN通信部の回路図

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[写真5] 3端子レギュレータ「LT3080」の外観

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[写真6] カメラ・モジュールの電源部

2,カメラ・モジュールからの画像を展開するためのノート・パソコン

3,補助バッテリ

 使用するノート・パソコンは古いため,内蔵バッテリはもう劣化しています.そこで,単1乾電池10本を直列につないで15Vを作って稼働させています(写真7)

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[写真7] 単1電池10本を直列に接続してパソコンの外部バッテリとした

組み込みキャッチアップ

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