2008年11月19日，ET2008のCQ出版ブース（パシフィコ横浜 展示会場内）にて，Hamana-5の成果発表会が行われました．
Hamana-5への参加チームは5チーム．そのうち4チームが模型ロケットに搭載するモジュール（ペイロード）の開発を完了し，うち3チームが何らかのデータ（加速度など）の取得に成功しました．しかし，環境観測データ（気圧や気温，紫外線量など）の取得に成功したチームは0でした．
成果発表では，参加チームのうち3チームがそれぞれ報告を行いました．ソフトウェアは分かるけれどハードウェアが分からず苦労した，オールマイティなスキルを身につけようとしたが結局分業してそれぞれが自分の担当分野しか手が回らなかった，などさまざまな反省が出ていました．今年うまく行かずに悔しい思いをしたチームほど，「来年こそは！」という情熱を燃やしているようです．
来年のHamana-6が，今から楽しみです．
直前のお知らせになってしまいましたが，明日，ET2008（Embedded Technology 2008）のCQ出版ブースにて，Hamana-5の成果発表が行われます．
◆Hamana-5に関するミニ講演
「模型ロケット打ち上げ Hamana-5プロジェクトの紹介」
11/19(水) 12:00～12:30
於：パシフィコ横浜 展示ホール内 CQ出版ブース[E-45]
Hamana実行委員長の大西氏や，各参加チームの方が取り組みについて発表を行います．
◆Hamana-5に関する展示
CQ出版ブース内にて，Hamana-5のパネル展示と，模型ロケットの展示，搭載システム（ペイロード）の展示を行います．
ET2008にお越しの際は，ぜひ，CQ出版ブースにお立ち寄りください．
2008年10月5日(日)，Hamana-5の総仕上げとなる最終打ち上げを取材してきました．
多くのチームは前日から泊まり込みで開発作業を行い，当日に間に合わせた様子です．
当日もさまざまなハプニングがありましたが（発射装置が壊れたとか，持ってきたシリアル・ケーブルの端子の形状が間違っていたとか，基板上の短絡が発見されたとか…），各チームはそれぞれいろんな装備を持ってきていて，車から電源をとってハンダ付けしたり，テスタで確認したり，おもむろに予備機材を取り出したりして，対応にあたっていました．
エンジニア魂が見えた…ように思いました．
休日にもかかわらず，早朝からお昼ごろまで中田島砂丘に集合したチームの皆様，実行委員会の皆様，お疲れ様でした！
私も（大したことはしていないのに），へろへろになって帰ってきました…．
後は，取得したデータの解析ですね．
