大阪電通大にてヒト型レスキュー・ロボット・コンテストを開催

　2013年11月3日，大阪電気通信大学 駅前キャンパス（大阪府寝屋川市）において「電通大杯 ヒト型レスキューロボットコンテスト 2013」が開催される．主催はヒト型レスキューロボットコンテスト実行委員会，共催は一般社団法人日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門，大阪電気通信大学 自由工房，レスキューロボットコンテスト実行委員会．

　本コンテストは，ヒト型ロボットによる災害救助をテーマにしたロボット・コンテストである．ヒト型ロボットを遠隔操縦して，約4m×2mのフィールド内で「トンネルくぐり」，「段差乗り越え」，「ガレキ除去」，「要救助者搬送」の四つのタスクを順にクリアし，かかった時間の短さを競う．また，審査員が各タスクに対して評価を行う．ロボットはヒト型であればなんでもよく，参加枠に応募した20チームが競技を行う．

　本コンテストは，救命救助をテーマにしたロボット・コンテスト「レスキューロボットコンテスト（レスコン）」の新たな展開を目指して企画されている．勝敗にこだわるよりも，現実のレスキュー活動を考え，理解を深めることを重視するという原則はレスコンと同じであるが，ヒト型ロボット1台と操縦者1名で参加できる．また，今回から，目視で操縦する「目視部門」と，搭載カメラの映像のみで操縦する「搭載カメラ部門」に分かれて競技を行う．

　観覧は無料．なお，当日のようすはUSTREAMで中継を行う予定であるという．