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Arduinoと組み合わせて利用できる3G通信用拡張ボードの普及推進団体がIEEE 1888やM2Mなどについての無料セミナを開催
ニュース 2013年3月26日
NPO法人 3Gシールドアライアンスは,2013年4月2日(火),東京都中野区の構造計画研究所にて,設立記念セミナ「Arduino用3Gシールドの可能性」を開催する.参加費は無料.スマート・グリッドやBEMS(Building Energy Management System)に対応した通信プロトコルであるIEEE 1888や,M2M(Machine-to-Machine)機器に利用される無線センサ・ネットワークなどに関する技術講演が行われる.
3Gシールドアライアンスは,オープン・ソース・ハードウェアのArduinoボードと組み合わせて利用できる3G通信用拡張ボード「3Gシールド」の普及推進団体である.2013年3月15日にNPO法人としての活動を開始した.
本セミナは四つのセッションから構成される.情報科学芸術大学院大学(IAMAS)メディア表現研究科 准教授の小林 茂氏は,「オープンソースハードウェアのケーススタディ」というテーマで講演する.オープン・ソース・ハードウェアの可能性,現実,および課題について解説する.
東京大学 大規模集積システム設計教育研究センター 助教の落合 秀也氏は,「3GシールドのIEEE 1888エネルギー診断メータでの活用事例」というテーマで講演する.3Gシールドを利用したIEEE 1888機器の試作事例を紹介する.また同大学 先端科学技術研究センター 助教の鈴木 誠氏は,「M2Mを支える無線センサ・ネットワーク」というテーマで講演を行う.M2M技術に不可欠なワイヤレス技術とセンサ技術,クラウド・サーバ連携などについて紹介する.
拓殖大学工学部 電子システム工学科 准教授の前山 利幸氏は,「3Gシールドによる通信技術者を育てる新たな教育カリキュラム」というテーマで講演する.高い通信技術を持ち,実践力のある学生をどのようにして育てていくか,について解説する予定.
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