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東芝，5週間で試作サンプルを提供できるBaySandスタンダード・セルASICの受注を開始
ニュース 2013年2月15日
東芝は，5週間で試作サンプルを提供できるスタンダード・セルASICの受注を開始した．回路規模は最大3000万ゲート．数枚のメタル・マスク層だけをカスタマイズして所望の回路を実現する．これにより，設計・製造に要する期間を短縮した．開発費も削減できるという．本スタンダード・セルASIC製品は，米国BaySand社からライセンスを受けた技術を使用して設計・製造している．
本スタンダード・セルASICはFPGAとピン互換性がある．ユーザはFPGAによって検証を完了したRTL設計データを用意する．製造プロセスは65nm，搭載SRAMは最大20Mビット．I/Oピン数は最大1200で，LVDSインターフェースやDDRメモリ・インターフェースにも対応可能．
今後，40nm以降のプロセスで製造する品種も順次提供していく予定．さらに，高速トランシーバ回路を搭載した製品も用意するという．量産開始時期は2013年4月．
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