アフレル，ロボットとモーション・キャプチャを組み合わせたプログラミング学習教材を発売

　技術教育教材を販売しているアフレルは，モーション・キャプチャとロボットを組み合わせたプログラミング学習教材「Kinect×教育用LEGO Mindstormsセット」を発売した．C#プログラミング，通信制御，計測，ロボット制御，マルチスレッドなどの技術教育に利用できる．対象は，大学生，高専・専門学校生，企業の新人～5年目程度のエンジニアなどを想定する．

　モーション・キャプチャには米国Microsoft社のゲーム用センサ機器「Kinect for Windows」を，ロボットにはデンマークLEGO社の「教育用レゴ マインドストームNXT」を利用する．ジェスチャ操作により，ロボットの制御指示を行える．開発したプログラムの結果を，ロボットの動きとして確認できる．1台のパソコンで最大7台のロボットを制御可能．複数のパソコンをLANで接続することにより，最大49台のロボットを同時に制御できる．

　学習用テキストが付属する．プログラムの開発には「Microsoft Visual Studio」を利用する．この開発環境は，Microsoft社のWebサイトから無料でダウンロードできる．

[図1] 「Kinect×教育用LEGO Mindstormsセット」の概要

[写真1] 学習用テキスト「Kinect×教育用LEGO Mindstorms開発ガイドブック」