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東京エレクトロン デバイスが環境発電の評価キットを開発,TECHNO-FRONTIER 2012会場にてモニタ・ユーザを募集
ニュース 2012年7月10日
東京エレクトロン デバイスは,身の回りのエネルギーを電気エネルギーに変換して利用する環境発電(エネルギー・ハーベスト)技術の評価キット「環境発電お手軽評価キット」を開発した.太陽光発電パネルや振動素子,熱電変換素子などを接続して使用する.
2012年7月11日~13日に東京ビックサイトにて開催されるTECHNO-FRONTIER 2012の展示会場(リニアテクノロジ・ブース 6B-301のTEDコーナ)で,本キットのモニタ・ユーザを募集する.応募者多数の場合は抽選となる.本キットは限定試作品で,一般販売は行わない.今後の製品開発や一般向け供給の計画については未定.
本キットの基板には,米国Linear Technology社の環境発電IC,米国Infinite Power Solutions(IPS)社のリチウムイオン電池などが搭載されている.リチウムイオン電池の厚さは0.17mmで,リーク電流は非常に小さいという.基板の外形寸法は100mm×125mm.
Linear Technology社が無償で提供しているアナログ回路シミュレータ「LTspice IV」を使って回路検証を行える.太陽電池パネルやバッテリなど,LTspice IVに用意されていないSPICEモデルについては,協力会社のビー・テクノロジーが作成・販売する.
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