[ keyword: FPGA, EDA, 開発手法 ]
SynopsysとXilinx,SoCやASICのプロトタイピングにFPGAを利用する際の設計指南書を共同で刊行
ニュース 2011年3月29日
米国Synopsys社と米国Xilinx社は,SoC(System on a Chip)やASIC(Application Specific Integrated Circuits)のプロトタイピングにFPGA(Field Programmable Gate Array)を利用する際の設計指南書「FPGA-Based Prototyping Methodology Manual(FPMM)」を共同で刊行した.開発対象となる大規模なディジタル回路を分割し,複数のFPGAにマッピングしてプロトタイプを構築する技術者,および設計マネージャ向けである.筆者はSynopsys社のDoug Amos氏,Rene Richter氏,Xilinx社のAustin Lesea氏.また英国BBC Research & Development社,スペインDesign of System on Silicon(DS2)社(米国Marvell Semiconductor社の子会社),米国Freescale Semiconductor社,米国LSI社,米国NVIDIA社,STMicroelectronics社,米国Texas Instruments社が執筆に協力した.
本書には,プロトタイピングを行いやすくするための設計手法(Design for Prototyping)や設計ガイドラインなどが記述されている.例えば,シミュレーション環境とプロトタイピング環境の間の整合性をとる方法や,プロトタイピングを意識したRTLのコーディング・スタイルなどを示している.
書籍版とKindle版が用意されている.またSynopsys社のEDAツールのユーザは,本書の電子版をSynopsys社のWebサイトから無償でダウンロードできる.
■価格 |
■連絡先 |