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東京エレクトロン デバイス,学生向け組み込みアプリ開発コンテスト「Device2Cloud」を開催
ニュース 2010年8月19日
東京エレクトロン デバイスは,2011年3月4日,エンジニアを目指す高校生以上の学生を対象に,組み込みアプリケーション開発コンテスト「Device2Cloud コンテスト 2011」を開催する.システム条件に定められたCPUボードとセンサ・ボード,OSを使って,クラウドにつながる組み込み機器のアプリケーション・プログラムを企画・開発する.予選を2010年12月に,本戦を2011年3月に行う.予選はビデオ審査だが,本戦はコンテスト会場(東京電機大学 神田キャンパス)にて来場者の前でプレゼンテーションとデモンストレーションを行い,審査員と来場者の投票によって優秀な作品を決定する.マイクロソフト,フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン,アットマークテクノ,サムシングプレシャスが協賛している.
本コンテストは,組み込み機器をクラウドへつなぐことで広がる可能性を探求してもらい,使って楽しく,役に立つアイデアを実現してもらいたい,との思いから企画された.「Device2Cloud(D2C)」とは,クラウドにつながる組み込み機器を意味している.
システム条件として,以下のハードウェアやソフトウェアを使用する.CPUボードは「Armadillo-440」(アットマークテクノ製,ARMプロセッサ搭載).センサ・ボードは「JM Badge Board」(Freescale Semiconductor社製).OSは「Windows Embedded Compact 7」(Microsoft社製).ボード・サポート・パッケージ(開発環境,サンプル・プログラムなど)は「Lilas」(サムシング・プレシャス製).センサ・ボードには,3軸加速度センサや静電容量式タッチ・センサが搭載されている.ハードウェアは改造してもよい.そのほか,ネットワーク接続やクラウド・サービスなどを利用してもよい.参加費は無償だが,指定機材であるCPUボードとセンサ・ボードを購入する必要がある.
既に参加申し込みを開始しており,締め切りは10月中旬の予定.また,2010年9月に,参加者向けの講習会を予定している.
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