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FPGAベンダのAlteraがMIPS32アーキテクチャのライセンスを取得
ニュース 2009年10月8日
FPGAベンダ大手の米国Altera社は,米国MIPS Technologies社からMIPS32アーキテクチャのライセンスを取得したことを発表した.これにより,ディジタル家電やネットワーク機器などでよく利用されている32ビットMIPSコアを,Altera社のFPGAにおいて利用しやすくなる.
Altera社と競合関係にある米国Xilinx社は,米国IBM社からライセンスを取得したPowerアーキテクチャ準拠のハード・マクロのCPUコアをハイエンドのFPGAに集積している.一方,Altera社はソフト・マクロのMIPSコアを顧客に提供する.例えば,同社独自のCPUコアである「Nios」や「Nios II」ではサポートしきれない機能や性能が求められるときに供給していくもよう.
ただし,今のところ標準的な製品として提供する予定はなく,MIPSコアを入手したい顧客はAltera社と個別にライセンス契約を結ぶ必要がある.
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