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ウェルビーンなど3社,μITRONとLinuxを同時に稼動させる仮想化ソフトウェアの評価キットを発売
ニュース 2009年4月6日
ウェルビーン,アットマークテクノ,イー・フォースの3社は,μITRONとLinuxを同時に稼動させる仮想化ソフトウェア(WB-VRT)の評価キット「SVRT-EV1」を発売する.本評価キット上では,μITRON仕様のリアルタイムOSの1タスクとしてLinuxを実行する.これにより,μITRONが得意とするリアルタイム制御向けソフトウェアと,Linuxが得意とする通信プロトコルやGUIライブラリなどのソフトウェアについて,過去の資産をそのまま引き継げる.また,μITRONとLinuxの両方から同一の周辺機器を制御することも可能.
本評価キットでは,アットマークテクノが開発したLinux対応のARM9ボード「Armadillo-9」と,イー・フォースが開発したμITRON4.0仕様のリアルタイムOS「μC3」を採用している.また,本評価キットにはArmadillo-9上で動作するLinuxソース・コード,Linux開発環境,μC3バイナリ・コード,WB-VRTバイナリ・コードなども付属する.
[図1] WB-VRTの概念図
[写真1] WB-VRT用評価ボード「Armadillo-9」
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