日本データシステム，Core 2 Duoを搭載可能な低価格のマイクロATXボードを発売

　日本データシステムは，米国Intel社のマイクロプロセッサ「Core 2 Duo」を搭載可能なマイクロATXボード「MB-9454GCE」を発売する．サンプル価格は15,800円と安価．チップセットとしてIntel社の「945GC+ICH7R」を採用した．Core 2 DuoのConroe/Conroe-L/Wolfdale-M/L（LGA775タイプ，FSB800/1066/1333MHz)を搭載できる．また，鉛フリー，および欧州の環境規格であるRoHSに対応する．

　メイン・メモリ用に240ピンのDDR2DIMMソケットを二つ搭載する．これにより，デュアルチャネルDDR2メモリ・モジュールを2枚実装して，4Gバイトまで拡張できる．周辺インターフェースとして，16レーンのPCI Expressバスを1チャネル，1レーンのPCI Expressバスを1チャネル，32ビットのPCIバスを2ポート備える．また，EIDEインターフェース，CompactFlashカード・スロット，4ポートのシリアルATA2ドライブ・インターフェース，FDDインターフェース，2ポートのシリアル・ポート（RS-232），双方向パラレル・ポート，PS/2インターフェース，USB 2.0インターフェース，Ethernet（1000BASE-TX/10BASE-T）ポートを搭載する．7.1チャネル・オーディオに対応する．

　外形寸法は244mm×218mm．2009年3月よりサンプル出荷を開始する．

[写真1] MB-9454GCE の外観