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Avnet，PowerPC 440コア内蔵のVirtex-5 FXTを搭載したFPGA評価キットを発売
ニュース 2008年6月17日
米国Avnet社は，米国Xilinx社のFPGAであるVirtex-5 FX30Tを搭載したボード「Xilinx Virtex-5 FXT評価キット（AES-V5FXT-EVL30-G）」を発売する．Virtex-5 FX30Tは，1個のPowerPC 440コア（550MHz動作，1100MIPS），64個のDSPブロック（DSP48Eスライス），8個のトランシーバ・ブロック（RocketIO GTX），4個のギガビットEthernet MACブロック，32,000個の論理セルなどを備える大規模FPGAである．
本ボードは，上述のFPGAのほか，64MバイトのDDR2 SDRAMや16MバイトのフラッシュROM，10M/100M/1GbpsのEthenert PHYチップ，シリアル・ポート（RS-232-C，USB），LED，スイッチ，100MHzのクロック・オシレータなどを搭載する．電源電圧は5V．ハーフ・サイズのEXP拡張スロットを備える．コンフィグレーションには，JTAGインターフェース，パラレルFlash BPI，System ACEを利用する．
2008年6月中旬から出荷を開始する．
[写真1] Xilinx Virtex-5 FXT評価キットの外観
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