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キャッツとデジアーク,ダイナミック・リコンフィギャラブルLSIを搭載した組み込みボードを共同開発
ニュース 2004年8月18日
キャッツとユーエスシー・デジアークは,アイピーフレックス製のダイナミック・リコンフィギャラブルLSI「DAPDNA-2」を搭載した組み込みボードを共同開発した.ダイナミック・リコンフィギャラブルLSIとは,アプリケーションに応じて,内部の論理機能を動的に切り替えられるディジタルLSIである.本ボードは256MバイトのDDR333(double data rate 333MHz)SDRAMを搭載しており,オプションで拡張I/Oコネクタ(128ビット入出力チャネル,8Mバイト・メモリ・バス)を付けることができる.ダイナミック・リコンフィギャラブルLSIの評価のほか,画像処理応用などにおける需要を見込んでいる.
本ボードを利用したソフトウェアの開発には,キャッツのROMエミュレータ「EMUSE-GII」を使用する.本ROMエミュレータは,サンプリング周波数が200MHzのロジック・アナライザ機能を備えている.また,アドレス・バス用が25チャネル,データ・バス用が32チャネル,CE(chip enable)/OE(output enable)/WE(write enalbe)用がそれぞれ1チャネル,ロジック・アナライザ用プローブ(オプション)が16チャネルの合計76チャネルでの観測が可能.対応OSは,Windows 98/2000.
本ボードの外形寸法は12cm×24ccm.OSはuCLinuxに対応する.
2004年内には本ボードの発売を開始する予定.また,顧客の要求に応じてカスタマイズも行うという.
[写真1] ボードの外観
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