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ユーテン・ネットワークス，ダイナミック・リコンフィギャラブルLSIを搭載したネットワーク・ボードを発売
ニュース 2004年8月17日
ユーテン・ネットワークスは，ダイナミック・リコンフィギャラブルLSIを搭載したネットワーク・ボード「LRA100TB1（Linux Reconfigurable Accelerator開発プラットフォーム）」を発売する．セキュリティ処理やフィルタリング，スイッチなどのネットワーク向けファームウェアの開発環境として利用できる．
ダイナミック・リコンフィギャラブルLSIとは，アプリケーションに応じて，内部の論理機能を動的に切り替えられるディジタルLSIである．本ボードは，アイピーフレックス製のダイナミック・リコンフィギャラブルLSI「DAPDNA-2」を二つ搭載しており，これらのLSIがファームウェアの処理を実行する．これらのLSIのほかに，33MHz，64ビットのPCI-Xホスト・インターフェースLSIや2ポートの1000Base-T（ギガビットEthernet）インターフェースLSI，256MバイトのDRAMを搭載している．
対応OSはRedhat Linux 8.0/9.0（Kernel 2.4系）．システム制御ミドルウェア，GUI，デバイス・ドライバ，ソフトウェアの統合開発環境なども提供する．
2004年9月から受注を開始する．
[写真1] LRA100TB1の外観
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