
米国Lattice Semiconductor社は,民生機器市場などをねらった低価格のFPGA「ECPファミリ」と「ECファミリ」を発売する.約1,500〜41,000個の4入力LUT(ルックアップ・テーブル)を集積している.ECPファミリは,ECファミリが内蔵する機能に加えて,ハード・マクロの専用機能ブロックを搭載する.
ECPファミリの最初の製品は,DSPブロックを内蔵する「ECP-DSP」である.一つのDSPブロックは,36×36ビットの乗算器と加減算/積算器で構成される.この乗算器は,4個の18×18ビット乗算器や8個の9×9ビット乗算器としても利用できる.
ECPファミリ,ECファミリともに,複数の9Kビットのメモリ・ブロックとPLLを持つ.I/Oブロックは,LVCMOS,LVTTL,LVDS,PCI,SSTL,HSTLといった入出力インターフェースをサポートする.DDR SDRAMと接続するための専用レジスタも用意されている.
コンフィグレーション用の外付けフラッシュ・メモリとしては,SPIインターフェースを備える汎用品を使用できる.これにより,FPGA専用フラッシュ・メモリを使用する場合と比べて,システム・コストを引き下げられるという.
富士通の130nmのCMOSプロセスで製造する.電源電圧はコア電圧が1.2V.約19,700個のLUTを搭載する「ECP-DSP20」と「EC20」のサンプル出荷を2004年7月から,量産出荷を2004年第3四半期から開始する.2004年度中には全品種のサンプル出荷を開始する予定.
今後,コンフィグレーション用のフラッシュ・メモリを内蔵するXPファミリや,90nmプロセスで製造する高性能版のSCファミリを発売する計画.
[表1] ECPファミリとECファミリの概要
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EC1 |
EC3 |
ECP6/EC6 |
ECP10/EC10 |
| ルックアップ・テーブル数 |
1.5K |
3.1K |
6.1K |
10.2K |
| 9Kビット・メモリ・ブロック |
2 |
6 |
10 |
30 |
| DSPブロック数(注) |
- |
- |
4 |
5 |
| PLL数 |
2 |
2 |
2 |
4 |
| 最大ユーザI/O数 |
112 |
160 |
224 |
288 |
| パッケージ |
100ピンTQFP
144ピンTQFP
208ピンPQFP
256ピンFBGA |
100ピンTQFP
144ピンTQFP
208ピンPQFP
256ピンFBGA |
144ピンTQFP
208ピンTQFP
256ピンFBGA
484ピンFBGA |
208ピンTQFP
256ピンFBGA
484ピンFBGA |
| 型名 |
ECP15/EC15 |
ECP20/EC20 |
ECP40/EC40 |
| ルックアップ・テーブル数 |
15.4K |
19.7K |
41.0K |
| 9Kビット・メモリ・ブロック |
38 |
46 |
70 |
| DSPブロック数(注) |
6 |
7 |
10 |
| PLL数 |
4 |
4 |
4 |
| 最大ユーザI/O数 |
352 |
400 |
576 |
| パッケージ |
256ピンFBGA
484ピンFBGA |
484ピンFBGA
672ピンFBGA |
672ピンFBGA
900ピンFBGA |
(注)DSPブロックは,ECPのみ内蔵.


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