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ルネサス,メモリ容量が36MビットのQDR II SRAMを発売
ニュース 2003年9月4日
ルネサス テクノロジは,36MビットQDR(Quad Data Rate)II SRAMを発売する.ビット構成(×8,×9,×18,×36)やバースト長(2または4)などの異なる8種類のシリーズを用意する.例えば,「HM66AQB36102シリーズ」のバースト長は2,構成は×36.OC-192(伝送速度は10Gbps)やOC-768(同40Gbps)に対応した通信ネットワーク機器における需要を見込んでいる.
QDR SRAMは,入力と出力を分離させてそれぞれにDDR(double data rate)転送を採用しているため,1サイクル当たり4データを転送できる.QDR Co-Development Team(米国Cypress Semiconductor社,米国IDT(Integrated Device Technology)社,NECエレクトロニクス,韓国Samsung社,ルネサス テクノロジ)がQDR SRAMの仕様策定や開発を手がけている(なお,ルネサス テクノロジについては現在正式契約の最終手続き中).
本QDR II SRAMの最大動作周波数は333MHz.電源電圧はVDDが1.7~1.8V,VDDQが1.4V~VDD.I/OインターフェースとしてはHSTLに対応している.
サンプル出荷は2003年9月末から開始する予定.量産出荷の開始時期は同年12月.これとは別に36MビットDDR II SRAMも開発しており,2004年1月末からサンプル出荷を開始するという.DDR II SRAMの仕様もQDR Co-Development Teamが策定した.
[写真1] HM66AQB36102BP-40の外観
[表1] 製品の概要
HM66AQB8402
250/200/167/133
HM66AQB9402
HM66AQB18202
HM66AQB36102
HM66AQB8404
333/300/250/200/167
HM66AQB9404
HM66AQB18204
HM66AQB36104
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