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シャープ，待機時の消費電流が1μA以下のTFT液晶ディスプレイ駆動用電源ICを発売
ニュース 2003年6月24日
シャープは，待機時の消費電流が1μA以下のTFT液晶ディスプレイ駆動用電源IC「IR3M16U」を発売する．動作時の消費電流は140μA，電源発振周波数（1kHz）を1/100にしたとき（待ち受け画面のときに時刻のみを表示する場合）の消費電流は70μAである．
本電源ICには，三つのチャージ・ポンプ回路が搭載されている．コンデンサを外付けすれば，液晶ディスプレイに必要な三つの出力電圧を得ることができる．三つの電源電圧は2.7V～3.6V，出力電圧は5.0V～5.2V，14.4V～15.6V，－10.4V～－9.6Vである．
パッケージは4mm角の72ピンQFN．サンプル出荷の開始時期は2003年7月．量産出荷の開始時期は2003年9月．
[図1] IR3M16Uの構成図
[写真1] IR3M16Uの外観
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