Intel(R) ,Freescaleマルチコア・プロセッサ搭載 COM Express CPUモジュール 『Adbc8034』『Adbc7517』
tag: 組み込み
2011年2月18日
●『Intel®Core™ i7 2715QE 搭載』
COM Express CPU モジュール Adbc8034
Adbc8034(写真1)は,インテルの新しいプロセッサCore(TM) i7 2715QEを搭載したCOM Express CPUモジュールです.Adbc8034は,PICMGの規格であるCOM Expressに準拠しており,Basic ModuleサイズでType2のピンレイアウトを有しています.
Intel® QM67チップセットとの組合せにより,高性能な処理機能と高度なグラフィックス機能をコンパクトに実現しています.
CPU は32nmプロセスで製造されたSandy Bridgeコアによるクアッドコアチップであり,8つのスレッドを同時に実行可能です.DDR3 メモリを直付しECC に対応していますので,高信頼性と高性能が要求される組込みシステムに最適です.
サポートされているI/Oには,グラフィックスとしてアナログVGA,SDVO,LVDSを用意.USB 2.0,PCI Express,ギガビット・イーサネットなどを装備しています.
OSは,Windows7/WESならびにWind River Linuxに対応しています.
CPU の消費電力とメモリサイズによるバリエーションを用意しています.
写真1 Adbc8034 の外観
●『Freescale 8コアプロセッサ QorIQ P4080搭載』
COM Express CPU モジュールAdbc7517
Adbc7517(写真2)は,フリースケール社の8コアプロセッサQorIQ P4080を搭載したCOM Express Basic ModuleサイズのCPUモジュールです.
リアルタイム制御はもちろんのこと,LTE(ロング・ターム・エボリューション)のような通信系をはじめ,ネットワーキング,ワイヤレス,航空など高レベルの処理能力が要求されるアプリケーションに適しています.
ギガビット・イーサネット,PCI Express,USB2.0などのIO をサポートすると共に,ECC 対応DDR-3 SO-DIMM,ブート可能なNAND およびNOR フラッシュなどを装備しています.
OS は,VxWorksならびにWind River Linux(開発中)に対応しています.
お客様のニーズに応じたキャリアボードと組み合わせることにより,多様な組込みシステムを自在に構築することが可能です.
また,同じQorIQ プロセッサファミリーでデュアルコアプロセッサP2020を搭載した「Adbc7519」,及び,低消費電力指向のプロセッサ P1021を搭載した「Adbc7520」も用意しています.
写真2 Adbc7517 の外観
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