無償ツールで実践する「ハード・ソフト協調検証」(5) ―― テスト・プログラムの作成とBFMのコードの生成

Verification Enginnerの戯言

tag: 半導体

技術解説 2010年1月 5日


 すると,図12のような画面が表示されるので,ここでも[Finish]ボタンをクリックします.



図12 On-Chip Memory を追加したときの画面

 


 二つのIPコアを追加すると,図13のように右側の窓の上が「mm_master_bfm_0」,下が「onchip_memory2_0」になります.



図13 BFMとOn-Chip Memory (RAM or ROM)を追加したときの画面

 


 ここで左側から2カラム目にマウスを移動すると図14のようになり,ここでマウスをクリックします.



図14 BFMとOn-Chip Memoryを接続する画面

 


 すると,図15のように二つのIPコアが接続されます.



図15 BFMとOn-Chip Memoryを接続したあとの画面

 


 これで二つのIPコアが接続できたので,Verilog HDLコードを生成します.Verilog HDLコードは,図15の右下の[Generate]ボタンをクリックすることで生成できます.[Generate]ボタンをクリックすると,「Save changes to avalon_bfm.sopc」というウィンドウが表示されるので,[Save]ボタンをクリックします.そうすると,図16のように「System Generation」ペインに切り替わり,Verilog HDLコードが生成されます.なお,「System Generation」ペインに切り替わったら,「Simulation : Create project simulator files」をチェックしてください.チェックすることでModelSim用のプロジェクト・ファイルを生成します.このModelSim用のプロジェクト・ファイルは次回のシミュレーションで使用します.



図16 Verilog HDLコードを生成したあとの画面

 


(第6回へ続く)

Verification Enginnerの戯言
http://blogs.yahoo.co.jp/verification_engineer

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