無償ツールで実践する「ハード・ソフト協調検証」(5) ―― テスト・プログラムの作成とBFMのコードの生成
すると,図12のような画面が表示されるので,ここでも[Finish]ボタンをクリックします.
図12 On-Chip Memory を追加したときの画面
二つのIPコアを追加すると,図13のように右側の窓の上が「mm_master_bfm_0」,下が「onchip_memory2_0」になります.
図13 BFMとOn-Chip Memory (RAM or ROM)を追加したときの画面
ここで左側から2カラム目にマウスを移動すると図14のようになり,ここでマウスをクリックします.
図14 BFMとOn-Chip Memoryを接続する画面
すると,図15のように二つのIPコアが接続されます.
図15 BFMとOn-Chip Memoryを接続したあとの画面
これで二つのIPコアが接続できたので,Verilog HDLコードを生成します.Verilog HDLコードは,図15の右下の[Generate]ボタンをクリックすることで生成できます.[Generate]ボタンをクリックすると,「Save changes to avalon_bfm.sopc」というウィンドウが表示されるので,[Save]ボタンをクリックします.そうすると,図16のように「System Generation」ペインに切り替わり,Verilog HDLコードが生成されます.なお,「System Generation」ペインに切り替わったら,「Simulation : Create project simulator files」をチェックしてください.チェックすることでModelSim用のプロジェクト・ファイルを生成します.このModelSim用のプロジェクト・ファイルは次回のシミュレーションで使用します.
図16 Verilog HDLコードを生成したあとの画面
(第6回へ続く)
Verification Enginnerの戯言
http://blogs.yahoo.co.jp/verification_engineer