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Dialog Semiconductor社,新しいディジタル調光規格をサポートしたLED照明用コントローラを開発
ニュース 2013年11月15日
電力管理やオーディオ,近距離無線のICを開発するファブレス半導体企業のドイツのDialog Semiconductor社は,複数の調光インターフェースに対応するLED照明用のドライバIC「iW6401」を開発した.本ICは,「smarteXite」と呼ばれるファミリの最初の製品となる.同社の集積技術と,2013年7月に買収した米国iWatt社の技術を基に開発したという.iWatt社は,AC-DC変換の技術を基に,LEDドライバICと携帯充電器向け高速充電用AC-DC電源を開発していた.
対応している調光インターフェースは,Ledotron(レッドトロン)と呼ばれる新しいディジタル調光規格や単純な主電源切り替えによる制御,トグル・スイッチの調光などである.本ICは,I2Cインターフェースを使用しており,ローパワーBluetoothや汎用シリアル・データ,各種センサとの接続が可能という.それぞれのインターフェースによる調光曲線は,プログラムしてメモリに保存できる.
本IC内には,Ledotron IEC 62756-1調光プロトコルに対応したDLT(Digital Loadline Transmission)受信モジュールが集積されており,本ICでプラグ&プレイLedotronシングルチップ・ソリューションが実現できる.
本ICの量産開始時期は,2014年の前半を予定している.
図1 iW6401のアプリケーション例

写真1 iW6401の外観イメージ(外形寸法は4mm×4mmを予定)

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