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ユビキタス，ワイヤレス環境でのリモート・ディスプレイ技術Miracastに対応したミドルウェアを開発
ニュース 2013年10月4日
ユビキタスは，Wi-Fi Allianceが策定しているワイヤレス環境でのリモート・ディスプレイ技術「Wi-Fi CERTIFIED Miracast」に対応したミドルウェア「Ubiquitous Miracast Solution」を開発した．
本ミドルウェアにより，Wi-Fi環境において，機器の画面データを無線で伝送し，別の機器のモニタに表示することができる．例えば，スマートフォンやタブレット端末などの画面を，無線接続経由でテレビやカーナビに表示できる．
本ミドルウェアはプラットフォームやOSに依存しないように設計されている．ただし，現時点で対応をうたっているOSはLinux 2.6x/3.xとAndroid 4.xである．また，ルネサス エレクトロニクスの車載向けSoC「R-Mobile A1」や「第2世代R-Carシリーズ」，村田製作所の車載対応Wi-Fiモジュールへの対応もうたっている．
同社は，車載情報機器に関して，ルネサス エレクトロニクスと村田製作所の3社で共同技術開発を行っている．今回の製品も，その共同開発の成果の一つである．
2013年12月から発売を開始する．既に一部の顧客向けに提案を始めているといい，2014年末以降の量産製品への搭載を見込んでいる．
図1 Miracastの動作イメージ
図2 「Ubiquitous Miracast Solution」の機能（概念図）
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