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ルネサス エレクトロニクス,ミドル・レンジの車載情報機器向けのSoCでも処理性能を向上
ニュース 2013年9月27日
ルネサス エレクトロニクスは,自動車の統合コクピットに対応する製品として,ミッド・レンジ車載情報機器向けのSoC「R-Car M2」を開発した.同社は2011年より,車載情報機器向けのSoCを開発している.2011年にR-Carの第1世代としてハイ・エンド向け(「R-Car H1」),ミドル・レンジ向け(「R-Car M1A」と「R-Car M1S」),ローエンド向け(「R-Car E1」)を開発した.今回開発した「R-Car M2」は,ミドル・レンジ向けの第2世代にあたる.
R-Car M2は,1.5GHz動作の「ARM Cortex-A15」を2個,780MHz動作の「SH-4A」を1個搭載している.CPUコアの処理性能(三つの合計)は12,000Dhrystone MIPS以上であり,従来の同クラスの製品「R-Car M1」(800MHz動作の「ARM Cortex-A9」と800MHz動作の「SH-4A」を搭載)に対して大幅に向上した.
既に製品化しているハイ・エンド向け第2世代のSoC「R-Car H2」のサブセットとして開発しており,ソフトウェア・パッケージはR-Car H2上で開発されたソフトウェアを流用・共通化している.
すでにサンプル出荷を開始している.ソフトウェア開発ボードは2013年12月に提供を開始する予定.開発ボードの価格は,従来の1/5程度を予定しているという.同社は本製品を核として,R-Carシリーズのパートナ・プログラム「R-Carコンソーシアム」の拡大を目指す.特に海外パートナ企業を現在の15社から30社に増やし,全体のパートナ企業数を2013年度中に現在の99社から120社以上へ増やす計画だという.
写真1 「R-Car M2」の外観

写真2 R-Carシリーズのロードマップ

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