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横河ディジタルコンピュータ,JTAGデバッガをARM Cortex-A15搭載の車載情報機器向けSoCに対応
ニュース 2013年9月27日
横河ディジタルコンピュータは,同社のJTAGデバッガ「adviceLUNA」(アドバイス・ルナ)をルネサス エレクトロニクス製の車載情報機器向けSoC「R-Car M2」に対応させ,サポートを開始した.
R-Car M2は,ルネサス エレクトロニクスがミッド・レンジの車載情報機器向けのSoCとして開発したものである.CPUコアとして,1.5GHz動作の「ARM Cortex-A15」を2個,780MHz動作の「SH-4A」を1個搭載している.
adviceLUNAは,対称型および非対称型のマルチコア・デバッグに対応しており,直感的に操作できるGUIデザインを採用したソース・コード・レベル・デバッガ「microVIEW-PLUS」で効率的なデバッグ環境を提供するという.Linux/Android,μITRONなどの各種OS/プラットフォームに対応している.
同製品は動的解析ツール「システムマクロトレース」と合わせて使うこともできるが,このツールも「R-Car M2」に対応する予定.
写真1 R-Car M2の評価ボード(ルネサス エレクトロニクス製)とadviceLUNAの外観

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