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MagillemがDITA準拠の技術ドキュメント管理システムを発売,IP-XACT準拠のSoC開発向け設計管理システムと連携動作
ニュース 2013年6月24日
フランスMagillem Design Services社は,XMLベースの文書記述言語「DITA(Darwin Information Typing Architecture)」に基づく技術ドキュメント管理システム「Magillem Content Platform(MCP)」発売する.DITAは,技術ドキュメントをXMLで記述する際のスキーマ(構造)を定義する標準規格である.例えば,製品解説書や操作マニュアル,オンライン・ヘルプ,技術情報のWebページなどの技術ドキュメントを対象としている.
本システムは,Microsoft Word,Adobe FrameMaker,DITA準拠のXMLで作成された技術ドキュメントを一元的に管理する.XMLを利用して,技術ドキュメントを所望の形式に加工して出力できる.また,ドキュメント間で関連のある個所の情報を保持しており,ある個所の情報を更新すると,それと関連する他の個所の情報も容易に更新できるという.これにより,例えばある技術ドキュメントの更新ミスが後工程に悪影響を及ぼしたり,工程の手戻りが生じるような事態を回避できる.
本ツールは,IPコア記述の標準規格であるIP-XACT(IEEE 1685)に準拠した同社のSoC(System on a Chip)開発向け設計管理システム「Magillem Full EDA Platform」と組み合わせて利用できる.SoC開発における設計データや設計ツール,設計プロセスだけでなく,仕様書や設計書のような技術ドキュメントも含めて,一貫性を保持しながら管理することが可能となる.
図1 Magillem Content Platform(MCP)の画面例
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