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SafeNet,AndroidやLinuxなどを搭載した組み込みシステム向けのソフトウェア・ライセンス管理ツールキットを発売
ニュース 2013年4月23日
米国SafeNet社は,組み込みシステム向けのソフトウェア・ライセンス管理ツールキット「Sentinel RMS Embedded」を発売した.同社のエンタープライズ・システム向けソフトウェア・ライセンス管理ツールキット「Sentinel RMS」をベースに,実行時の使用メモリ容量(フットプリント)を小さくしたり,異なる環境へポーティングしやすくするなどの改良を施したという.
本ツールキットは,OSの上で動作するアプリケーション・ソフトウェアのライセンス管理に利用する.特定のハードウェアに依存する情報を用いて管理する(いわゆるノードロック・ライセンス).ライセンス・キーの発行,ソフトウェアの使用期間や使用回数の設定などを行える.機能レベルのアクセス制御にも対応しており,例えば機能限定版のライセンス供与にも利用できる.ソフトウェアの更新や機能レベルのアクセス制御は,ネットワーク経由でリモート実行できる.
構成管理を考慮して,単一のコード体系の中で複数の価格オプションやパッケージ・オプションを設定できるようにした.同社の使用権限管理システム「Sentinel EMS」と組み合わせることにより,ソフトウェアのアクティベーション,使用状況のトラッキング,ユーザによるライセンス更新処理などを一元管理できる.
本ツールキットは,C言語ベースのライブラリとして提供する(17種類のAPIを含む).実行時の使用メモリ容量は500Kバイト.対応するOSはAndroid,Linux,VxWorks,Windows,Windows Embedded Compactなど.
図1 使用権限管理システム「Sentinel EMS」の管理画面
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