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図研エルミック，ECHONET Lite対応の通信プロトコル・スタックを発売
ニュース 2013年4月3日
図研エルミックは，HEMS（Home Energy Management System）機器などの開発に利用できる通信プロトコル・スタック「ECHONET Lite通信規格対応ミドルウェア」を開発し，2013年4月1日から受注を開始した．ECHONET Liteは，日本の家電メーカや通信事業者，電力会社などが集まる「エコーネットコンソーシアム」が策定した標準規格である．家屋や店舗，中小ビルにおいて，家電の遠隔制御や消費電力量の把握などに利用されている．
本プロトコル・スタックは，ECHONET Liteの機器オブジェクト詳細規定 ReleaseBに準拠しており，現時点で定義されているオブジェクトをすべて使用できるという．必要な機器オブジェクトのみを実装できるので，使用メモリ量を抑えることが可能．また，ECHONET Lite対応の機器と遠隔制御用コントローラの両方で利用できる．
同社は，本プロトコル・スタックといっしょに，μITRON準拠OS「ELX-ITRON」と下位通信層のTCP/IPプロトコル・スタック「KASAGO IPv6（dual）」なども提供している．要望があれば，ユーザ・アプリケーション・ソフトウェアの開発にも対応する．
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