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横河ディジタルコンピュータ,東芝製ARM Cortex-M3マイコンを搭載した評価キットを発売
ニュース 2013年3月11日
横河ディジタルコンピュータは,東芝セミコンダクター&ストレージ社製のARM Cortex-M3マイコン「TMPM369」を搭載した評価キット「TMPM369搭載スターターキット(MCBTMPM369-UME)」を発売した.本評価キットには,評価ボード,ULINK-MEデバッグ・アダプタ,MDK-ARM評価版が含まれる.
搭載されているマイコン(TMPM369)の最大クロック周波数は80MHz,内蔵フラッシュROMの容量は512Kバイト,内蔵RAMの容量は128Kバイト.消費電力が小さく,豊富なインターフェースを備えているので,複合機やAV機器,ディジタル家電,ネットワーク機器などに向いているという.
評価ボードにはインターフェースとして,USB 2.0(ホスト/ターゲット)やCAN 2.0B,EtherMAC (10/100 Base-T),UART,I2C,GPIO (プリント基板のヘッダ経由) が用意されている.このほか,A-Dコンバータ入力用のポテンショメータやLED(5個),プッシュ・ボタン(6個),USB経由で給電する電源回路を搭載している.デバッグ・インターフェース・コネクタは,10-pin Cortex debug (0.05インチ・コネクタ), 20-pin Cortex debug + ETM Trace (0.05インチ・コネクタ),20-pin ARM標準JTAGコネクタ(0.10インチ・コネクタ) に対応する.
[写真1] TMPM369搭載スターターキットの外観
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