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Eurotech,単体のボード・コンピュータとしても,ベース・ボード上に搭載するCPUモジュールとしても使用できるARM Cortex-A9ボードを発売
ニュース 2013年3月7日
イタリアEurotech社は,米国Freescale Semiconductor社のARM Cortex-A9プロセッサ「i.MX6シリーズ」を搭載した組み込みCPUボード「CPU-301-16」を発売する.本ボードには二つの使い方がある.一つ目は,電源やケーブル,筐体を用意し,単体で使用するシングル・ボード・コンピュータ(SBC)としての利用である.二つ目は,本ボードとベース・ボードを組み合わせて使用するコンピュータ・オン・モジュール(COM)としての利用である.
本ボードの消費電力は1~2W.外形寸法は67mm×85mm.用途として,電池で駆動する機器や消費電力量に制限のある機器に向いている.
搭載プロセッサは,i.MX6Solo(シングル・コア,最大クロック周波数は1.0GHz),i.MX6DualLite(デュアルコア,最大クロック周波数は1.0GHz),i.MX6Dual(デュアルコア,最大クロック周波数は1.2GHz),i.MX6Quad(クアッドコア,最大クロック周波数は1.2GHz)の4種類から選択できる.
シングル・ボード・コンピュータとして使用する場合,インターフェースとして,HDMI,USB 2.0,ギガビットEthernet,RS-232-C,GPIO,I2Cを利用できる.
ベース・ボード上のコンピュータ・オン・モジュールとして使用する場合,インターフェースとして,LVDS,RGB,HDMI,MIPI,S/PDIF,SATA-300,USB 2.0,UART,SDカード,10M/100M/ギガビットEthernet,CAN 2.0,PCI Express,MIPIカメラ,CMOSカメラ,GPIO,8×8のキーボード・マトリックス,I2C,SPIに対応する.2013年第3四半期に出荷を開始する.
[写真1] CPU-301-16の外観
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