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Freescale,外形寸法が1.9mm×2.0mmと小さいARM Cortex-M0+マイコンを発売
ニュース 2013年3月1日
米国Freescale Semiconductor社は,外形寸法が1.9mm×2.0mmと小さいARM Cortex-M0+マイコン「Kinetis KL02」を発売する.WL-CSP(Wafer-level Chip Scale Package)に封止して提供する.携帯型の民生用機器やセンサ・ネットワーク端末,ウェアラブル端末,ヘルスケア・センサなどに利用できる.
48MHz動作のARM Cortex-M0+コア,32KバイトのフラッシュROM,4KバイトのRAMを内蔵する.消費電流当たりのCoreMark値は15.9CoreMark/mA(CoreMark値は,EEMBCが策定したCPUコアのベンチマーク・テスト).周辺機能として,12ビットA-Dコンバータ,アナログ・コンパレータ,UART,SPI(Serial Peripheral Interface),I2C(Inter-Integrated Circuit)インターフェース,タイマなどを備えている.動作電圧は1.71V~3.6V.動作温度範囲は-40℃~+85℃.
2013年3月中に,特定顧客向けのサンプル出荷を開始する.一般顧客向けのサンプル出荷は2013年7月から.本マイコンの評価ボード「FRDM-KL02」やソフトウェア開発環境も,2013年7月から提供を開始する予定.
[写真1] Kinetis KL02の外観
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