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エプソン,電子ペーパ・ディスプレイを駆動するために必要な機能を集約した23mm×23mm×2.4mmの小型モジュールを発売
ニュース 2012年11月2日
セイコーエプソンは,台湾E Ink Holdings社の電子ペーパ・ディスプレイ(EPD)を駆動するために必要な機能を集約したモジュール「S4E5B001B000A00」のサンプル出荷を開始した.外形寸法は23mm×23mm×2.4mmと小さい.電子書籍端末や電子看板,電子POP広告など,電子ペーパ・ディスプレイを搭載する機器に利用できる.
本モジュールには,同社の電子ペーパ・ディスプレイ制御IC「S1D13522」,ディスプレイ制御信号データ搭載用フラッシュROM,電源IC,26MHzの水晶発振器などが組み込まれている.部分書き換えやローテーション(画像の回転),Picture-in-Picture,ソフトウェア・リセット時の突入電流制御,GPIO(General Purpose Input/Output)などの機能を備えている.8/16ビット・バスまたはSPI(Serial Peripheral Interface)を介してホストCPUと通信する.
対応するディスプレイ解像度は800ピクセル×600ピクセル,1024ピクセル×768ピクセル,1200ピクセル×825ピクセル.電源電圧は3.3V.
2012年12月から量産出荷を開始する.
[写真1] S4E5B001B000A00の外観
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