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東芝,ARM Cortex-M4コアとサーボ制御コプロセッサ・コアを搭載したマイコンを発売
ニュース 2012年9月13日
東芝は,ARM Cortex-M4コアとサーボ制御コプロセッサ・コア(PSC:Programmable Servo/Sequencer Controller)を搭載したマイコン「TMPM440FEXBG」,「TMPM440F10XBG」を発売した.例えばディジタル一眼レフ・カメラのシステム制御,オート・フォーカス制御,センサ処理などへの利用を想定して開発した.
TMPM440FEXBGは768KバイトのフラッシュROMと80KバイトのRAMを,TMPM440F10XBGは1MバイトのフラッシュROMと80KバイトのRAMを内蔵する.フラッシュROMは,ランダム・アクセスにおいてもノー・ウェイト・アクセスが可能.
電源電圧は2.7~3.6V.動作周波数は最大100MHz.周辺機能として,PSCのほか,FPU(浮動小数点演算ユニット),外部バス・コントローラ,DMAコントローラ,16ビット・タイマ,2相パルス・カウンタ,RTC(Real-time Clock),WDT(Watch Dog Timer),UART,シリアルI/Oインターフェース,I2Cインターフェース,12ビットA-Dコンバータ,10ビットD-Aコンバータ,8入力8出力のキー・マトリックス・スキャン回路などを備えている.
パッケージは,外形寸法が11mm×11mm,ピン間が0.5mmピッチの289ピンVFBGA.2012年12月にサンプル出荷を開始する.量産出荷は2013年9月から.
[写真1] TMPM440F10XBGの外観
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